2017年06月30日

1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった

仕事終わりに寄った本屋で見つけた

せきしろさんの本。

例によって、立ち読みで読了。



なんだか懐かしく、そして切ない「あの頃」を思い出させる本だ。



僕も中学生のとき毎夜聴いていた地元ラジオ局の深夜番組。

その局のアナウンサーがパーソナリティとして喋っていたわけだが

僕が出したリクエストハガキが読まれたときのヨロコビは

忘れがたい。



たしかに、せきしろさんが書いているように

そして帯を書いている山ちゃんの言うように

リスナーの名前を読み上げるときは

都道府県名からしっかり言ってあげるのが

リスナー、それもリクエストハガキを書いて

ラジオの前で

「今日こそは自分のハガキが読まれるかもしれない」

と熱い期待を抱いているリスナーに対する優しさであり

礼儀だと思う。



自分の在住する都道府県名が読み上げられたときの期待の高まりといったら

一度でも読まれた経験のある人なら皆わかるのではないだろうか。

続く市町村名でハズレたとしても

その一瞬間の凝縮されたヨロコビは

よしッまた次のハガキを書こうッとのモチベーションにつながる。



あの頃を「誰もが経験する麻疹みたいなもの」と言えるのかもしれないけれど

今思えばいつも微熱気味であるかのような

ふらふらした、そしてふわふわした

たよりない毎日は

たとえ当時 つまらない 退屈だ なんだかみじめだ

と感じていたとしても

それでもなおかけがえのない日々だったと言える。


なんだかいい本に巡り会えた気がした。



まだ23時30分。

週末1日前の今夜。

夜はまだまだ。


中3のとき初めて読まれたハガキでリクエストした曲

↓↓↓







posted by 昨晩 at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のお言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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